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ビーズアートショー雑感 [Note]

改めまして、この度のビーズアートショー横浜、お越しいただきましてありがとうございました!(^O^)/

雑感としては、昨年のデザインフェスタよりも手応えはあったかな、と。客層の違いはあると思いますが、やはりビーズがお好きな方が集まるので、その意味では非常にやりやすかったです。

ブースを出していた間、非常に有り難かったのは、一度いらして気に入ってくださったお客様が、1日のうちに2度、3度と繰り返しブースを訪ねてくださったことです。お友達を連れて、もう一度来てくださった方もいらっしゃいました。これはとても大事なことだと思いました。
こうした方々を、これからも大切にしていきたいと思っております。

今後も、直接皆様と交流する機会を増やせたら、と考えております。すべての来場者に、改めて感謝。

……さて、ブログどこに移そうかな。
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Printenierスピンオフアイテム [New Items]

シリーズワーク「プランタニエ」の世界観をお気軽にお楽しみいただけるアイテムを、今年もご用意しました。

シリーズワーク「プランタニエ」のスピンオフアイテム

プロローグとして既に発売されている「Printenier - Le Muguet Precose」の右は、クレマチスのイヤーピース。ビーズアートショー初出で発売します。¥3,800です。

なお、両方ともイヤリングに交換可能です。交換する金具は、金古美になります。

ミモザのスピンオフも制作・販売する予定だったのですが……すみません、ビーズアートショーには間に合いそうにありません(=▽=|||) いずれオンラインショップでお披露目できればいいな、と思っております。
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水の誘惑・制作編 [New Items]

さて、再びネックレス“Ondine”のお話。昨日の着想編に続いて、実際の制作編です。

ネックレス「Ondine」センターヘッドの材料

主役とも言える、大ぶりなライトサファイアのフラワービーズ。ジャパンヴィンテージです。
本当は、ネットで見つけた違うビーズを使おうとしたんです。が、タッチの差で目の前で売り切れ……(T T)
もう完全に在庫切れらしく、待てど暮らせど入荷せず(今現在も新たな入荷はありません)。途方に暮れる私でしたが、ふと思い出しました。以前入手した、このサファイア色の花の存在を。

そして、最近入手したフランス製のコバルトブルーの薔薇ビーズをアクセントに、「Printenier - Muguet」でも使用した、ヘキサゴンのローズカットを添えて。さりげないけど、よく見ると贅沢なセンターヘッドです。

今思うと、このジャパンヴィンテージの方がよかったような。まあ、結果オーライですね(^_^)

そしてネックは、オーロラ効果のない、ストレートにクリアなビーズにひたすらこだわりました。中でも、このオールドスワロフスキーは出色です。

レアなヴィンテージスワロフスキー #5206

入手元の資料によると、型番は「5206」だそう。なるほど、ヴィンテージスワロの定番、ロングバイコーン型の#5205となんとなく形が近い。現在ではお目にかからない形です。
材料を求めて色々当たっていた私は、これを見つけてガッツポーズo(≧∇≦)oでした。

それにしても、ほぼクリアビーズのみのネックレスが、これほど上品な佇まいになるとは思いませんでした。実際身に着けると、綺麗ですよ。結構お気に入りです(^_^)

流れ、滴り、囁く水のように。水の精の歌を感じてください。
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水の誘惑・着想編 [New Items]

もうお忘れかもしれませんが、
ビーズの透明感をフィーチャーした、不定期シリーズの「Transmission」というものがありまして。
久々に、その新作を作ってみました。
シリーズワーク「Printenier」の合間に制作したシンプルでいて叙情的な作品を、今回ビーズアートショー初出で販売いたします。

ネックレス「Ondine(オンディーヌ)」画像

私は着想をしばしば音楽に求めます。

今回紹介するネックレス「Ondine(オンディーヌ)」などはまさにそれで、
これを制作する間、モーリス・ラヴェルの組曲「夜のガスパール」の第1曲「Ondine」(上の写真にある楽譜がそれです)が頭に流れていました。

この曲は、アロイジュス・ベルトランという詩人の詩を元にしていて、
人間の男性を見初めた水の妖精・オンディーヌが、その男性を誘惑する、というストーリー。
妖しく、巧みに誘惑するも、男性に拒否されたオンディーヌは、高らかに笑いながら水に消えていく——簡単に言えばそんな筋です。

オンディーヌの誘惑と孤独、恋に破れた悲しみ、それでもプライドからか、高らかに笑いながら清らかに消えていく水の精。そんな物語が、透きとおるようなピアノの綾で描かれます。

そんな曲から思い浮かんだネックレス。
センターヘッドに据えた清冽なブルーガラスのブーケは、水に佇む魅惑的なオンディーヌの象徴。
その「オンディーヌ」の周囲を、清らな水のようなクリアビーズたちが取り巻きます。
造形は、下へ下へと流れ落ちる水を表すように、長めのYヘッドを持つネックレスに。様々な形のクリアビーズで、きらめきに変化をつけました。

……とまあ、またしても長くなってしまいましたので、ここまでが着想編、ということで。続きの制作編は、また明日。
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Le printemps part, et...(春が往く、そして……)・制作編 [New Items]

シリーズワーク「プランタニエ」最終章は、すずらんの花に寄せて、往く春と、それに続く夏の気配を表現しています。
構造は、シャワー台で花々をぎゅっと凝縮するパートと、すずらんの花の形を模しつつぶら下げて空気感を持たせるパート、2つに分かれます。凛と伸びるリーフビーズは、春の生命力を思わせます。

すずらんのヘッド部分に使ったビーズ

今回使用したピン付きビーズは、フランス製(推定含む)のものが多かったです。すずらんはオパック(不透明)とオパレッセント(半透明)、2種類のホワイトを使用。

Printenier - Muguetで使用したアイリスガラスやストーン

そして、この作品を色濃く盛り上げるのは、やはりアイリスガラスでしょう。あえて色の境目の薄いアイリスを使うことで、雫のような5月のみずみずしさ、虹を生む陽光の鮮やかさ、そして次に控える夏の予感をエアリーに表現することができたと思います。ほか、光彩のようなヘキサゴンのローズカットや、まろやかな光のヴィンテージパールボタンも使用しました。

Printenier - Muguetのネック部分に使用したビーズ

ネック部分の内連には、曖昧色のパールを連ね、アクセントとして、シャワー部分にも使用したクリアなスワロフスキー#5020を使用して、メリハリを出しました。外連に使用したナツメ型のジャパンヴィンテージビーズは、アレキサンドライト効果(変色効果)を有します。昼光下や蛍光灯下では薄い水色に、朝夕の光や白熱灯下では薄いライラックカラーに変化します。どちらも、続く6月を象徴する花・あじさいを連想させる色合いにし、来るべき夏の気配を表現しています。

ヨーロッパに心を飛ばしつつ、春の始まり、深まり、そして極まりをそれぞれ表現したシリーズワーク・プランタニエ。ここに完成しました。

シリーズワーク「プランタニエ」全3種

そして季節は、夏へ。
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Le printemps part, et...(春が往く、そして……)・着想編 [New Items]

シリーズワーク「プランタニエ」第3章“Muguet

花の香りに、次第に新緑の香りが濃く混ざってくる5月。
季節は巡り、春は着々と旅支度を整えます。夏の予感を残して。

Printenier Chapitre 3 "Muguet"
春を告げるシリーズワーク「プランタニエ」、最終章は「すずらん」。

フランスでは、5月の1番始めの日にすずらんを贈り、1年の幸福を願うという習慣があるそうです。
5月の陽光の中で香る愛らしい白い花と、凛と伸びる葉。贈る方も贈られる方も、嬉しい気分になりそうですね(^o^)

言うまでもなく、フランスの国花はユリ。
でも、それと同等に大切にされているのが"Muguet"すずらんです。

フランス土産のラリック・ジュエリー

これは、私がフランスに行った時のお土産。
憧れのラリック・ジュエリーです。

ミルキーホワイトのクロスに、さりげなくギブレになっている、すずらんのペンダントヘッド2種。
この"Muguet"シリーズは今も人気のラインです。
不世出のジュエリーデザイナーは、この花を愛してやまなかったのだろうな、ということが偲ばれます。

5月の訪れを祝福するように咲き誇るすずらんの花。こんなふうに、今もフランスでこよなく愛されています。

そのすずらんに振る注ぐ陽光。
春の只中に微かに潜む、夏の香り。

そんな、春の喜びの頂点と、来るべき夏の気配を、ネックレスにしました。
次のエントリーに続く)
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一時休業のお知らせ(5/2~5/5) [Information]

いつもPrisme Bijoux Online Shopをご利用いただき、誠にありがとうございます。
当ショップおよびiichi支店は、5/2~5/5の間、すべての業務をお休みさせていただきます。
再開は、5/6 0:00を予定しております。
なお、お問い合わせはcontact♪prismebijoux.com(コピー&ペーストの上、音符を@に変えて送信ください)まで。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Prisme Bijoux店主 Harri 拝
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