デザフェスへの道・その2「風を見る」の巻 [New Items]
父からこんな話を聞いたことがあります。
父は若い頃、グライダーの操縦を学んでいました。
グライダーは風に乗るとエンジンを止めて浮くようになっているので、風に乗らないと飛べません。ということは、どのように風が吹くのかを、読まなければいけない。だから、飛ぶ場所の地形を見て、風がどのように吹くのかを読む術を学んだのだそうです。
父には風が見えるのだ。そう感じて、なんだかわくわくした記憶があります。
父の話が正しいことが、ある新聞記事で証明されました。目が不自由なスキーヤーのお話でした。
目が見えないのに、どうやって滑るのか?そのスキーヤーは、風の吹き方で、滑る場所の地形を読むのだと言っていました。地形から風を読んだ父の場合と逆で、スキーヤーは風から地形を読むのだそうです。
確かに、風は視認できる。そう感じました。
風・花・雪・月。の「風」。風をテーマに、ネックレスを作りました。
風を形にすること。はて。どのようにしようか。
考えたあげく出た答えは、吹き寄せられた葉で表現してみよう、ということでした。
"Piece of Universe - Kaze"の場合、本来のネックレスの中心からズレた、左下側(写真左下付近)に中心を置いて、右から左に吹き寄せられた形にしました。
ガラスビーズとメタルビーズなので、重力に負け、一番重い左下が体の中心に回ってしまう。極力それを避ける工夫はしましたが。
工程は至って単純。
葉っぱ型のビーズを、丸カンでチェーンにひたすら付ける。の繰り返し。
ただ、工程の単純さは単調さを呼んでしまい。かなり疲れる作業でした。
そして、ただぶら下げるだけでは、「吹き寄せられた」感じにはならない。一度下げたビーズを外したり、入れ替えたり。
正直、今も「できたの?できたのかな?」という感じ。一応の完成を見た、という言い方がしっくりきます。
もしかしたら、また微妙に位置などを変えたりするかもしれません。
デザインフェスタまでには、必ず完成形をお見せしたいと思います。
父は若い頃、グライダーの操縦を学んでいました。
グライダーは風に乗るとエンジンを止めて浮くようになっているので、風に乗らないと飛べません。ということは、どのように風が吹くのかを、読まなければいけない。だから、飛ぶ場所の地形を見て、風がどのように吹くのかを読む術を学んだのだそうです。
父には風が見えるのだ。そう感じて、なんだかわくわくした記憶があります。
父の話が正しいことが、ある新聞記事で証明されました。目が不自由なスキーヤーのお話でした。
目が見えないのに、どうやって滑るのか?そのスキーヤーは、風の吹き方で、滑る場所の地形を読むのだと言っていました。地形から風を読んだ父の場合と逆で、スキーヤーは風から地形を読むのだそうです。
確かに、風は視認できる。そう感じました。
風・花・雪・月。の「風」。風をテーマに、ネックレスを作りました。
風を形にすること。はて。どのようにしようか。
考えたあげく出た答えは、吹き寄せられた葉で表現してみよう、ということでした。
"Piece of Universe - Kaze"の場合、本来のネックレスの中心からズレた、左下側(写真左下付近)に中心を置いて、右から左に吹き寄せられた形にしました。
ガラスビーズとメタルビーズなので、重力に負け、一番重い左下が体の中心に回ってしまう。極力それを避ける工夫はしましたが。
工程は至って単純。
葉っぱ型のビーズを、丸カンでチェーンにひたすら付ける。の繰り返し。
ただ、工程の単純さは単調さを呼んでしまい。かなり疲れる作業でした。
そして、ただぶら下げるだけでは、「吹き寄せられた」感じにはならない。一度下げたビーズを外したり、入れ替えたり。
正直、今も「できたの?できたのかな?」という感じ。一応の完成を見た、という言い方がしっくりきます。
もしかしたら、また微妙に位置などを変えたりするかもしれません。
デザインフェスタまでには、必ず完成形をお見せしたいと思います。
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