セント・セシリアの日々 #1制作編 [New Items]
この渋い赤のローズのピン付き、本当は別のモチーフを作るために買い置いたのですが……肝心のそれが進展せず(まだあきらめていませんが)に置いておいたもの。一見赤が暗く見えますが、組み合わせると、思った以上に艶やかな真紅が輝き出します。
葡萄色のローズカットは、"Printenier - Clématite"でも使用したもの。今回も、深みを添えてくれました。
春は菫色、秋は葡萄色。なんという柔軟性(笑)
パパラチア色のマーキスをアクセントに、サフィレットをスパイスに。
リーフは、ベージュにパープルが微かに混ざる、やわらかなニュアンス。パープルとピーチカラーのソーオンを添えて。
ネックにも、香り高い紅をとろりと溶け込ませたようなギブレや、濃厚な紫のチェコビーズ、薔薇色に近い軽やかな赤のバイコーンなど、甘く大人びた香りのしてきそうなビーズを集めています。
そしてヘッドの下がり。当初の予定とは異なってしまいましたが、薔薇のつぼみを思わせる、深みのあるランプワークです。
長さは、チョーカーレングス(約39cm)からマチネの長さ(約53cm)にできるよう、いつも以上にアジャスターの長さを取っています。これで、冬の装いにも合わせやすくなります。
あとで制作するバリエーションも同じ仕様にする予定です。
バリエーションは、あと2つ考えています。共通のパーツは、恐らくピンクのローズビーズを中心に、あってもごくわずかだと思います。#1とは雰囲気がガラッと変わりますよ。今のところ私の頭の中にしかありませんけど(^_^;)
しばらくお付き合いください、セント・セシリアの日々に。
響き合う豊潤な秋の彩り。ハイネックやコートに負けない存在感をお楽しみください。
Necklace "Cecilia #1 - Roseraie d'Automne"
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